1. まえがき
myPdisc には、フリーソフトウエアの“Slax - ja - 5.1.8.1 - 3”と、インテリジェントディスク(株)が販売の権利を有する有料ソフトウエアと、が含まれており、Linux のライブ光ディスクでありながら、ユーザのデータをハードディスクのように書き込める様にしたものです。
Linux のOS (オペレーティングシステム)としては、色々な団体や個人が改良開発した色々な名称のものが世界中に存在します。それらは 「ディストリビューション」と呼ばれ、非常に完成度の高いFedora, SUSE, FreeBSD, Slackware 等もあれば、 部分的にしか動かない実験的でマイナーなものまでが無数にあります。
また、動かし方も、PC のハードディスクに本格的にインストールして使うものもあれば、本 myPdisc のように、ハードディスクにインストールする事無く、光ディスクから直接起動して使用出来るもの(いわゆるライブ CD)もあります。実用レベルに近いライブ CD としてはKNOPPIX、UBUNTU、SLAX 等があげられますが、それぞれ未だ活発な改良、開発の途上にあるものです。
この資料に記載した SLAX に関する内容は、SLAX にゼロから入門される方が、とりあえず起動して使い始められる為に最低限必要と思われる事項を抜粋したもので、より詳細につきましては、SLAX 関係のインターネットのサイトから直接情報を得て下さい。
日本語のサイトは
slax - ja で、英語の本家サイトは
slax で検索することにより閲覧することが出来ます。
SLAX のサイトには豊富な情報と、数百以上の SLAX 用アプリケーションがあり、myPdisc のストレージフォルダに無料でダウンロードして保存し、使用する事が出来ます。
また、更に上達すると、SLAX の部分をご自分専用に改造、強化して、世界に一つだけの SLAXOSを myPdisc 上に構築したり、ご自分だけの新しいアプリケーションソフトウェアを開発する事も出来ます。このmyPdisc には、その為のプログラム開発環境(gcc) も搭載されています。
2. ご使用になるPCについての確認事項
myPDiscは「リライタブル・ライブディスク」です。
DVD-RAMが起動する光ディスクドライブを使ってブート起動(ライブディスクとして利用)を行ってください。
1.DVD-RAMに対応した光ディスクドライブをご使用ください。お使いのPCの内蔵光ドライブがDVD-RAMに対応していない場合は、USB経由で外付けDVD-RAM対応光ディスクを使うこともできます。
2.LinuxOSは、PCメーカ、機種毎のハードウェアによっては動作しない場合があります。
事前にフリー版のSLAXをCD-Rに焼いて、お使いのPCでブート起動できるかを確認されることをお勧めいたします。
フリー版は、こちらから
こちらからフリー版のSLAXをダウンロードし、
ご使用中のライブCDが焼けるソフトを使用して、確認してください。
3.BIOSの起動順番設定が光ディスクドライブ優先にセットしてください。
お使いのPCの取扱説明書に記されている方法でBIOSの設定画面を起動し、起動順番の設定画面でお使いの光ディスクドライブを第一優先に設定してください。この設定がなされていないと、ハードディスクに入っているWindows等が立ち上がってしまったり、ハードディスクがない場合は「Operating System not found」と言うエラーメッセージが出てmyPdiscが立ち上がらない等の症状となるので、ご注意ください。
3. OS(SLAX)を立ち上げる
myPdisc を光ディスクドライブに入れてPCの電源スイッチを入れます。
約2分30秒で図1 のデスクトップ画面が立ち上がります。
図1 デスクトップ画面と、各部の名称
4. 各機能の概説
<KDEメニューについて>
KDEとは、K Desktop Environment の略で、日本語では、「Kデスクトップ環境」と呼びます。
Linux の親であるUNIX用に開発された、アイコンとマウスで操作出来る優れたデスクトップ環境です。
ツールバー左端のKDEメニューアイコンを押すと、メニューが表示され、そこから色々な作業に進むことが出来ます。
< コンソールについて>
ツールバー左端から2 番目の黒いアイコンをシングルクリックすると、黒いシンプルなコンソールウインドウが現れます。コンソールウインドウは、KDEとは違い、操作の全てはキーボードからの文字入力で行い、コンピュータの返事も全て文字で返されます。つまり、DOSのコマンドと同じ概念です。
コンソールからの操作(コマンドライン操作と言います)は、一見面倒ですが、Linux で出来る全ての操作が出来、上級者は専らこれを使用しており、慣れると非常に効率の良い作業が出来ます。
<インターネットブラウザについて>
ツールバー左端から3 番目の地球型のアイコンをシングルクリックすると、Konqueror というインターネットブラウザが立ち上がります。Konqueror は、KDE用に開発されたWebブラウザで、強力なファイル管理機能も有します。使用法は簡単で、自然にマスター出来ます。
<アイコンやフォルダの概説>
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ホームアイコン
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現在使用中のユーザのホームフォルダに移動します。
アイコンクリックにより何処へでも表示フォルダを移動出来ます。
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システムアイコン
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ゴミ箱、ホーム、ユーザ、リモート端末、使用中の記憶メディア などのアイコンを表示します。
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ルートフォルダ
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この Linux OS の最上位フォルダに移動します。
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ストレージフォルダ
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myPdisc 特有の、インテリジェントディスク(株)が追加した書き込めるフォルダです。約 3 ギガバイト(3000メガバイト)のデータを書き込めるスペースを有します。
ユーザーデータをここに保管しておけば、 コンピュータが異常終了したときも大事なデータを失いません。
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電源を切る
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ダブルクリックすると電源を切ります。
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5. OS (slax)をシャットダウンする
デスクトップ上の「電源を切る」アイコンをダブルクリックします。シャットダウンが完了するとmyPdisc が自動的に排出されます。
6. ご使用上の注意
1) ストレージフォルダ内の、slaxconf.mo というファイルには各種設定情報が保持されていますので、不用意に削除しないでください。
もしも誤まって削除した場合、壁紙、スクリーンセイバー、アイコンの配置などの情報がクリアされてしまいますので、再設定してください。デスクトップの設定は、デスクトップでマウスを右クリックし、「デスクトップを設定」から簡単に行えます。
また、マウスの設定は、KDEメニュー>コントロールセンター>周辺機器> マウス で設定します。
スクリーンセイバーは、KDEメニュー>コントロールセンター>外観&テーマ> スクリーンセイバーで設定します。
新しい設定をslaxconf.mo に保持するには、コンソールで、以下の赤字のコマンドを入力してEnterキーを押すと、そのときの設定情報を格納した新しいslaxconf.mo が生成されます。
コンソールアイコンをクリックしてコンソールに入る
root@slax:~# configsave / mnt /DATA/ slaxconf.mo
saving changes to / mnt /DATA/ slaxconf.mo...
root@slax:~# exit コンソールを出る
以降、slaxconf.mo はシャットダウン時に自動的に設定を保存し、次回の立ち上げ時には自動的に設定が復元されます。
2 )USB メモリなどの外部記憶装置を使用後、抜く場合は、必ず「アンマウント」の操作をして下さい。アンマウントの具体的方法は、
デスクトップのシステムアイコンをダブルクリック
ー> 記憶メディア
ー> 取り外し可能デバイスアイコンを右クリックしながら、安全に取り除く を選び、次に右クリックを離す操作を行い、アイコンが消えるまで少し待ちます。
この種の操作は、Windows でも本来必要な手順ですが、あまり守られていません。 UNIXやLinuxではこの手順は正しく守る必要があり、守らないと不具合につながる場合があります。
7. 現在までに判明している、改善中の不具合
不具合は出来る限り修正してまいりますが、本ディスクに搭載されている、 Linux OS のslax - ja -5.1.8.1 - 3 部分は、他の多くのLinux 同様、本資料末尾の参考資料 2 に記述されている、GPLGNUに基づいたフリーソフトウエアであり、さらに参考資料 1 に記述されているように、As Is (あるがままの状態) で提供され、如何なる不具合等もユーザ自身のリスクのもとに使用される事を条件にフリーライセンスされているものですので、インテリジェントディスク(株)は本ディスクのLinux OS 部の不具合等については如何なる責任も負いません。
1) Windows のファイルがオープンオフィスでうまく表示出来ない場合があります。
(もともと100%の互換性は保証されておりません。)
2) 数十メガバイトを越える様な大きいファイルをストレージフォルダにコピーした直後に、光ディスクドライブが暫く回り続け、その間の操作がしにくい場合があります。
一時的にPCの反応が鈍った場合は無理に操作せず、ディスクが止まるまで暫く待ってから操作をしてください。 この間に強制的に電源を落とすと、コピー中のデータが破棄されることがあります。
この現象は、Linuxが採用しているvfs (抽象化されたファイル管理機構)特有の仕組みに起因するもので、程度の差はあってもどんなLinuxにも起きるものですが、ハードディスクに比べ、光ディスクでは若干目立つ傾向があります。
3) LAN ケーブルでインターネットやメールをする際、LAN が DHCP に対応していれば自動的に接続されますが、DHCP に対応していない場合、設定がうまくいかない場合があります。
4)USBメモりに新しいファイルを加えたりした場合、USBを再マウントしないとKDEの画面に新しいファイルが見えない事があります。
8. インテリジェントディスク(株)提供のソフトウエア部について
本ディスクに、 上記 Linux OS と並列的に搭載されている、光ディスクに書き込めるボリュームを作成するソフトウエア(WVMM)部は、インテリジェントディスク株式会社が販売の権利を有する商用ソフトウエアであり、無断で複製や頒布を行う事は法律により禁止されています。

この製品につきまして、ご購入前/ご購入後に分からないことがありましたら、
下記メールアドレスまでお問い合わせください。
E-Mail:mypsupport@intelligentdisc.com
FAQ:こちらをクリックしてください。
インテリジェントディスク(株)とは…
インテリジェントディスク(株)(本社:神奈川県横浜市)は、NECのパソコンの生みの親、カーナビの創始者(三井物産出身)、1/f ゆらぎの提唱者(松下電器出身)並びにソニー携帯電話の創始者の熟年4人組がITのパラダイムをシフトすべく、日夜、団塊の世代パワーを競い合っているユニークな会社です。